お薬は、患者さんの体質や他のお薬との組み合わせなどにより、患者さんの治療に適切なのか判断が難しいこともあります。
“ジェネリック医薬品”(後発医薬品)について、少し学んでみましょう!
A.ジェネリック医薬品は、最初に作られたお薬(先発医薬品)の特許が切れた後に販売される医薬品です。
先発医薬品と同等の有効成分・効能・効果をもつ医薬品ですが、まったく同一というわけではありません。
期待する効能・効果が得られない場合もあります。
A.先発医薬品の開発には、長い開発期間と数百億円もの費用がかかるといわれています。
それに対し、ジェネリック医薬品は開発期間が短く費用がかからないため、安く提供できるのです。
A.ジェネリック医薬品に替えると、薬剤料の負担が3割以上安くなるといわれています。
しかし、お薬代の負担軽減の程度は、自己負担の割合や、これまでのお薬の価格、ジェネリック医薬品の種類(銘柄)などによって異なります。
※なお、ジェネリック医薬品に変えた場合のお薬代を、こちらのサイトで調べることができます。
A.すべてのお薬にジェネリック医薬品があるとは限りません。
広域連合では、被保険者の方に 「ジェネリック希望シール」 を配布しています。
ジェネリック医薬品を希望される場合は、希望シールを被保険者証などに貼って提出し、直接、医師に相談してください。
希望シールは、後期高齢者医療制度に加入される際、被保険者証などと一緒にお渡しします。
紛失された場合や再発行が必要な場合は、広域連合またはお住まいの市役所・町役場の後期高齢者担当窓口までお問い合わせください。
広域連合では、現在服用されているお薬をジェネリック医薬品に切り替えた場合に、お薬代の自己負担額をどのくらい軽減できるか試算した差額通知はがきを 「ジェネリック医薬品に関するお知らせ」 として、年に2回(7月、1月)発送しています。
該当月に処方された先発医薬品をジェネリック医薬品に切り替えた場合に、1か月あたりの自己負担額の軽減が一定以上見込まれる方が対象となります。
※必ずしも全員に届くわけではありません。
※ジェネリック医薬品を希望される場合は医師や薬剤師によくご相談ください
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